0:25 嫉妬と嫉みの違い
・嫉妬
自分が持っている何かを誰かが奪いにやってくるんじゃないかという不安感に裏打ちされたネガティブ感情。
女性が多い。
・嫉み
自分よりも良い物を持っている誰かを羨ましい、その人を引きずり下ろしたい、何とかしてその人より上に行きたい、その人に被害を及ぼしたい気持ち。
競争心の強い男性が多い。
中動態の世界 意志と責任の考古学 | 國分功一郎
ℙ274「相手に自分を見る時人は嫉む」
7:25 嫉みの悪性と良性
・悪性
相手に不幸が起こる事に喜びを感じる。これやると下手すると犯罪になる。
・良性
自分の能力を上げるのに感情を利用する。コストがかかる大変だけど、工夫する。
知性的にならないと無理。
嫉みの感情はよくわかる。
「黒子のバスケ」脅迫事件 被告人の最終意見陳述全文公開
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20140718-00037501/
「秋葉原事件」加藤智大被告が「黒子のバスケ」脅迫事件に見解表明!
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20140814-00038250/
ある人が存在するだけで恨みを持つ、というのはわかる。
男性は社会的立場、スタンスこだわるからね。
男性もろいですよ。女性の皆さん。
正に実存を懸けた戦い。
戦いで何か実存できる物を獲得できれば勝ち。(何も勝負は1回キリとは限らない。戦いは続くし終わらない。一発勝負の時もあるけど…。)
競争が必要悪というのもわかる気がする。
過去の自分の呟き
「『黒子のバスケ』の作者氏によって、自分の存在を維持するための設定を壊されたから」 という文章は、僕があるミュージシャンに抱く嫉妬心での挫折、存在肯定の破壊、を見事に言い当てられた。この人の文章にとても共感する。
「秋葉原事件」の加藤智大の意見
「たった1人のスーパーマンに全ての糸を切られ」たために孤立した。社会との接点が皮肉にも「奪われた」という不満や悲しみの形、それが唯一の社会との接点となるために、孤立しないよう、そこにしがみつく。
「たった1人のスーパーマン」こと黒子のバスケの作者の藤巻氏に、ストーカー的になりふり構わずに食らいつ く。そこから振り落とされたら、社会的な死を迎える。
それがどれほどの精神的苦痛であるかは、トラウマ的に身にしみてわかっており、必死 。渡邊氏も主張するように、嫉妬でもなければ怨恨でもありません。復讐でもやつ当たりでもなく、生きるためなのです。
過去の呟きより
思い出さないようにしようとすればするほど、思い出す。
記憶を引き出す度に異なるタグが付いて意味合いが変わる事を利用する。
トラウマの解決法と似てるなぁ。
記憶は変容するんだね。
感情をコントロールするには本当、知識や知性が無いと難しいね。